『オイルマッサージ』とは。
- 投稿日:2019/08/06
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突然ですが「アロマテラピー」という言葉は聞いたことありませんか。「女性がよく集まってやってるやつね」と思ったあなた、ちょっとだけ残念。そもそものアロマテラピーは、オイルに揮発性の芳香剤(アロマ)を混ぜてマッサージを行うことなんです。つまり、アロマテラピー=オイルマッサージのことなんです。
例えば、按摩さんやマッサージの店に行った時に、洋服の上からでも、タオルを一枚挟んで揉んでもらいますよね。整体だと下着は脱ぐので、先生の手とあなたの皮膚が直接触れることによって摩擦が生まれ、痛みを感じるので、やはりタオル一枚越しに施術を受けます。
この布を、オイルに換えたのが「オイルマッサージ」です。オイルが潤滑剤になるので、摩擦も生まれにくく、技術をあなたの苦しい部分に、オイルの力でスムーズに施していけるわけです。
リラックスや気分が生き生きしてくる、身体をほぐすなどの効能があるオイルを使って、皮膚や筋肉を柔らかくしながらの指圧という刺激。そこに、オイルの効能が上手に入り込みます~終了しても気持ちよさが持続するということです。
神経の緊張を緩めて前身の筋肉のこりをほぐしたり、あなたの症状にあわせ調合されたアロマの香りによってのリラクゼーション効果。強弱強弱を繰り返すことによって皮膚全体の疲れも取ります。それらすべてによって、血液やリンパ液の循環を良くします。
血液やリンパが正しく流れるということは、体中に無数にある細胞を活性化させ、自分が持っている本来の元気に戻ることができるのです。
リンパの流れや血流を促進すること。これは、疲れの原因となる老廃物を体外に排出するデトックス効果やむくみの解消に効果があります。ここで、また質問です。リンパって何でしょう。端的に言えばお小水のことです。トイレには行くけど、全部出し切った感覚がこの頃ない。頻繁にトイレに行く人も出ているようで実は出ていないから回数で補っているだけなんです。本来なら正しく排泄されるべきリンパ、水分が体内に留まることによってむくみになるんですね。デスクワークの毎日。夕方になると、足が重くなったような感じがしませんか。それもまたむくみ、水分が身体の下の方に溜まってしまったということなんです。
オイルマッサージは、静脈やリンパの流れに沿って、オイルの滑りを利用してマッサージします。外から皮膚や筋肉、血管やリンパ管に刺激を与え、滞っていた血液やリンパの流れを促し、活性化させます。
体内の余分な水分や老廃物は、静脈やリンパを刺激することで回収できます。下半身の血液やリンパは、脚部の筋肉をしっかり動かし(もみほぐす)ことで、上半身に流れていくのです。
オイルマッサージには、凝り固まった筋肉をほぐす効果も当然あります。肩こりや腰の凝りを解消して、疲労回復をはかります。筋肉をほぐすことによって、肩こりや首の痛みも徐々に楽になっていきます。
繰り返しますが、リンパや血液の流れもよくなり、新陳代謝にもつながります。それは、冷え性の解消や改善、疲労回復にもつながるのです。
今の時代は、男性も早い時期から更年期障害の不調に実は悩まされていることが多いという研究結果が発表されています。普段の疲れの蓄積だろうと思っていたら、実は加齢による更年期真っただ中だったこともあります。
そんな時に、人の手による直接のマッサージは、とても効果があるものです。人の手のぬくもりには、心を癒す力もあるからです。ただしく更年期に逆らえない年令になるまで、更年期症状を抑える力も、オイルマッサージにはあります。
心身ともの疲れを、定期的にオイルマッサージすることによって緩和し、生き生きとした毎日を送ってください。